“ニッポン・スピリチュアルの世界 シリーズ”

 赤星 栄志 氏 講話会      » 【 終了しました 】
日本の伝統文化を見据える NPO法人「にっぽん文明研究所」 では、10月度の講話会に、環境問題から石油と森林に替わる麻(ヘンプ)の有用性を説き続けて来られた赤星栄志(あかほしよしゆき)氏をお招きします。
太古から麻と我われの祖先とは、精神的にも実用的にも深い関わりをもって生活をして来ました。特に神道と麻は切っても切れない関係です。しかし、戦後のポツダム省令から変えられた昭和23年の大麻取締法の制定で、麻は栽培や所持が禁止されます。そして麻を活用する現在の世界の潮流から日本は著しく遅れています。誤解されがちな麻を、もう一度見直したいと思います。(奈良 泰秀)
テーマ :    
『万葉集』にみる麻の精神性  講演・司会:奈良 泰秀      
「麻のある生活」-衣食住と癒し- 講演:赤星栄志 氏
赤星氏は著書の中でヘンプの利用分野を、1)産業利用.2)伝統工芸.3)医療用.4)嗜好品.の4種類に分けています。欧米では、‘90年代頃から麻の良さが見直され、環境に優しい資源として活用されておりますが、日本では麻への関心度は低く偏見さえ持たれています。日本の縄文土器の縄目模様は麻の縄で付けられ、邪馬台国の卑弥呼は、中国の魏に大麻の布を贈っています。代替医療で有名なアンドリュー・ワイル博士が謂われます。「麻は永い歴史を人間と共に生き続けてきた。人類がこの地球上に生き続ける限り、麻もまた生き続けるに違いない…」。その神聖な生命力は日本の神道の根幹に息づき、伝統文化を支え、未来の資源になる麻のお話しを聴きに、ぜひいらしてください!
日  時 : 平成 24年 10月20日(土) 午後6:00開始~午後8:30 (午後5:30開場)
会  場 :
  
  
高円寺 氷川神社 案内図
〒166-0003 東京都杉並区高円寺南4-44-19
(JR高円寺駅南口より徒歩5分)
入場料 : 予約:1,500円(当日:2,000円)  *古神道講座受講生:1,000円
【講師プロフィール】 赤星 栄志(あかほし よしゆき) 
NPO法人バイオマス産業社会ネットワーク理事 http://www.npobin.net/
滋賀県生まれ。日本大学農獣医学部卒。同大学院より博士(環境科学)取得。
学生時代から環境・農業・NGOをキーワードに活動を始め、農業法人スタッフ、システムエンジニアを経て、バイオマス(生物資源)の研開発を行なうHemp Revo, Inc.を設立。
NPO法人ヘンプ製品普及協会理事、日本大学大学院総合科学研究科研究員、農水省・農山漁村地域力発掘支援モデル事業アドバイザーなど    http://www.hemp-revo.net/
主な著書に 『ヘンプがわかる55の質問』(2000年)、共著書に『体にやさしい麻の実料理』(創森社、2004年)、『ヘンプオイルのある暮らし』(2005年、新泉社)、『麻の実料理』(2004年、創森社)『ヘンプ読本』(2006年、築地書館)など。
ご連絡: ※定員となりしだい、締め切りとさせていただきます。
※入場料は当日受付でお支払ください。