岩手県南西部の平泉にある寺院や遺跡群が「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」として今年6月、ユネスコの世界遺産リストに登録されました。平安時代末期の院政期、京都や鎌倉から遠く離れた平泉に栄えた藤原清衡・基衡・秀衡の奥州藤原三代は、中尊寺金色堂に代表されるきらびやかな文化財を残しています。これは、仏教の説く浄土思想に深く傾倒した清衡が、戦乱の犠牲が敵味方の区分なく往生できるようにと、中尊寺を建立したことに始まるものです。
 中尊寺の山田俊和貫首に、当時の武将の心を捉えた浄土思想と、それが文化として表現された平泉について語っていただきます。

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講 師 :
 
 
山田 俊和 先生 (天台宗東北大本山関山  中尊寺貫首)
(やまだ・しゅんわ) 昭和41年大正大仏教学部天台学科卒。59年東京都江戸川区の自坊・最勝寺住職。天台宗総務部長、宗議会議員などを歴任。日中友好宗教者懇話会理事長、天台宗海外伝道事業団理事長などを務める。平成18年10月中尊寺中興第28世貫首に就任した。
日  時 :    平成 23年 12月 6日(火)  午後1:30開始~午後4:00 (午後1:00開場)
会  場 :
 
 
 
 
アルカディア市ヶ谷(私学会館) 電話(03)3261-9921 FAX(03)3261-9931
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-2-25
◇JR中央線(各駅停車)市ヶ谷駅下車
◇地下鉄有楽町線・南北線 市ヶ谷駅A1-1出口
◇地下鉄新宿線 市ヶ谷駅A1-1またはA4出口   各徒歩2分
入場料 : ¥1,000円  
  【 主 催 】 宗教新聞社
【 後 援 】 NPO法人「にっぽん文明研究所」