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  『麻文化研究会』発足記念
第36回セミナー 麻文化の復権に向けて PartT」 を終えて

 平成16年9月26日(日) 國學院大學 院友会館にて『麻文化研究会』発足記念、第36回セミナーを開催致しました。「にっぽん文明研究所」代表 奈良 泰秀が総合司会を務めまして、前半を赤星 栄志
、後半を丸井 英弘に講師をお願い致しました。
 赤星 栄志 (バイオマス=生物資源研究者)のテーマは『麻の有用性と将来性』について講演していただきました。
“衣類、食料、建材、化粧品、肥料、塗料、紙、プラスチック、医薬品、燃料などの様々な製品をつくりだせる「麻」(英語名:ヘンプ)は、大きな可能性をもっている。石油は、中東地域に八割近くの資源があり、枯渇するものであるが、麻は、沙漠、氷雪原、ツンドラの気候以外は、生育でき、毎年一定量の収穫のできる持続可能な資源である。私は、麻という植物は、木と草の経済社会をつくるための強力な手段の一つになると考えている。” (資料より一部抜粋)

 後半の
丸井 英弘 (弁護士・大麻研究者)のテーマは『麻の法律問題と今後の展望』、“大麻取締法は、社会的必要が無いのに、占領政策として一方的に制定されたものであり、無効である。大麻のうち、「カンナビス・サティバ・エル」と呼ばれる種類は、日本において縄文時代の古来から主に繊維用に使われてきたものであり、特に第二次世界大戦前は、繊維用などに不可欠な植物として国家がその栽培を奨励してきた植物である。
そして大麻取締法は、この衣類の生産など産業用に栽培されてきた日本人にとって貴重な植物である大麻草「カンナビス・サティバ・エル」の栽培等を規制した占領米軍による占領立法である。従って、大麻を規制する社会的必要性が全く無かったので、大麻取締法は、その立法目的を明記していないという法律とし異例な形をとっている。占領米軍は、占領後の日本を石油製品の市場とするために、石油製品とその市場が競合する大麻繊維の原料となる「カンナビス・サティバ・エル」と呼ばれる大麻の栽培を規制したものである。‥‥古代から人類は、大麻を安全な医薬品として使用していた。喘息、緑内障、てんかん、食欲減退、憂鬱などに効果があるほか、ストレスの解消にもなる。日本でも印度大麻煙草が、喘息の薬として、明治以降第二次大戦後まで市販されていたが、格別の副作用や弊害はなんら報告されていない。” (資料より一部抜粋)


丸井 英弘 氏(弁護士・大麻研究者)
赤星 栄志 氏 (生物資源研究者)
   
  田舎の風情をイメージして

私などは、大麻と覚醒剤の有害性を同等なものと想像しておりましたので、そのような有害な“麻”がなぜ神道で重要視されているのかと不思議に感じていたときもありましたが、今では日本人にとって文化的、歴史的なつながりの深い植物であると理解しております。
 

 セミナー参加者アンケートから一部ご紹介いたします。
 ・「麻がこのように有用な植物であることを初めて知りました。今後もこの問題に注目していきたいと思います。」
 ・「大変参考になりました。日本人の生活を根本的に見直す契機になればと思います。」
等、麻に対する認識が変わったというご意見多数いただいております。
その中からこのようなアンケートをいただきましたので、記載させていただきます。

 ・「旧約聖書ヨナ書には、ニネベ市民たちが神の警告を受け入れて、麻の衣を着て悔い改める場面がありますが、ニネベは東洋系人種だったそうです。韓国にも昔から麻の衣料を着ていましたが、特に葬儀では麻の衣を着る伝統がありますので、東洋文化の中に麻の思いがあったのだろうと思います。」

「また、奈良先生の宗教新聞記事『朝鮮神宮のこと−檀君国師堂建立に向けて−』を拝見して大変感動致しました。このような真実のある宗教者の意見が歴史の真相にあったことは、今後韓国側に伝えることで、宗教者から両国の心がつながる機会になればと思います。」 ( 李 起 承
氏 )
 
 皆様ご意見ありがとうございました。

 “ピュア”&“ナチュラル”は 日本神道の基本理念その象徴は麻!
次回に向け努力させていただきます。

「にっぽん文明研究所」 総務担当