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第34回 「にっぽん文明研究所」 の 催し  
「和文化の集い」


日本の伝統文化と新しい文明を見据え、日本人の精神性を追求し “日本人の霊性” “日本人の礼節” “宗教のゆくえ” “神道葬祭の普及” などを始め、時代が求めるテーマに取り組み研究会・講座などを企画し各種の活動を行っております 「にっぽん文明研究所」 では、今回、今までのセミナーとは少し指向を変えて下記のような“集い”を開催致します。このように、それぞれのジャンルでご活躍されておられる多くの方々にご出演を願うのは始めてですが、日頃のご活動の一端をご披露頂き、新たな出会いと語らいの場にしたいと思います。皐月、風薫る新緑の休日、和の文化に興じてこころ豊かな午後のひとときをお過しください。そしてご参加された皆様が、自分もこのような嗜みがあれば、といった思いの一助になれば嬉しい限りです。

皆で楽しむ  和文化の集い
―見て聞いて 触れて学ぶ 技との ひととき−

私共はこれまで日本の伝統的なものをさまざまな形で残そうと努力している方たちの活動を、少しでも世に報せようと応援して来ました。第19回 セミナーでは密かなブームとなった 「虚無僧」の尺八を、第26回には“伝統の音色を身近に”親しむための 「雅楽」、一年前の第28回 セミナーでは  「和と学びのうたげ」 で女琵琶・語りと参加者全員で日本の歌を唄い、今年新春の第32回では  「きもの・香り・装束」 を取り上げ、いずれもご好評を得てまいりました。今回は色々とお寄せ頂いたご要望から私共がチョイスして、このような催しになりました。

こしき古式たまやまひ宮舞の第98代家元・藤原 にぎひめ和日女先生ご一門には、神代に遡って代々受け継がれて来られたかむふり神儀の舞いの真髄を、ご披露して頂きます。津軽三味線でご活躍されている上村三絃会・上村 彰洋先生と清島 彰門先生には、この日のためにわざわざ遠方からお越し願います。雅楽は、昨年の新春 セミナーにも出演され、龍笛の演奏活動で注目されている西浦 興一先生とそのお仲間。巫女舞いは、同じく昨年の新春 セミナーで可憐な舞姿を見せて貰いましたが、今回も前回と同様に私の母校・國學院大學の瑞玉会から参加します。

茶道は、長い間流派のなかで研鑚を積まれ、正座の不得手な外国人にもお茶のこころを伝え、世界に向けた茶道の精神の確立を模索されている滝沢 宗久先生に。香道は、同じように、伝統の良さを継承しつつ新しい時代に即した香道のあり方を拡めている直心流から田村香節先生が。日本舞踊・飛鳥流を舞われるのは大阪から来られる清島久門先生。吹奏洋楽器から吸禅尺八の道に入られた徳山 隆先生は、その伝承に努力されて公刊譜の刊行や欧州・米国・南米等でコンサートを開催されておりますが、今回特にご出演してくださいます。剣舞は永年稽古に励んで来られた多摩在住の神職・黒川卓秀先生。一絃琴はその存在を世に伝えるため、独自にご活躍をされている栗原千枝子先生にお越し頂きます。休憩のBGタイムと皆で唄う日本の歌の伴奏は、昨年もお願いしたフルートの野崎 美香氏と、演奏活動で忙しいなか時間を割いて頂いたピアノの五十嵐 暁子氏。石笛と神事では私共の古神道講座の津田 夏美・野田 雅美の両受講生にお手伝いして頂きます。

また、この集いに彩りを添えて兵庫在住のエハン デラヴィ氏に、「外国から観た日本の神道と文化」のご講演をお願いしております。エハン氏はスコットランド生まれ。日本の文化に触れて十数年、禅や弓道・東洋医学などを学んでいます。次世代の文明観「リアル・エイジ」を提唱して新しい精神世界の構築を目指し、講演・執筆等でグローバルな活動をこなしています。さて、この集いがどのような展開になるのか、来てからのお楽しみです。
          

平成16年5月 
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